妖怪図鑑

無職のエンターティナー株喜が妖怪をご紹介

【妖怪図鑑】其の壱

おばんでやす株喜です


何となくブログを初めてみましたがテーマをどうしようかなと思いまして

過去書いてた小説か妖怪紹介どちらにしようか考えた結果。


水木先生もあっちの世界に旅立ったので現世で私がちょこちょこ

お知らせしていこうかなぁと妖怪紹介にしました。うぷぷ。





でわ。記念すべき第一回目の妖怪を紹介しよう!


みんな大好き足長手長だああぁぁぁぁ!


f:id:kabuki_kabuki:20160511210947j:plain

足長手長は九州に伝わる妖怪だそうで
特徴は足長がその名のとおり足が長く、手長は手が長い。
足長人は「大常」と呼ばれ、手長人は「小常」と呼ばれる。


え? 思ったんだが妖怪じゃなくても普通にその辺にいるんでは。。。。


『和漢三才図会』では足長は足の長さが3丈、手長の腕の長さは2丈
1丈は3.03mなので足長の足の長さは9.09m、手長の腕の長さは6.06m


ながっ!前言撤回!


福島県では足長手長があまりにも雨を降らし住民が困ったため
弘法大師が壺に封印し磐梯山の頂上にて退治をしたという民話が残っている。





弘法大師と足長手長とのやりとり



弘法大師
「お前たちは出来ないことはないと言っているらしいがそれは本当か?」
足長手長
「その通り。俺達に出来ないことはない」
弘法大師
「ではもっと大きくなれるか?」

すると足長手長は得意気にみるみる大きくなっていき天まで届いてしまった。

弘法大師
「うーん、これはすごい」
「しかし大きくはなれるが小さくはなれないだろう?」

手長足長
「小さく?どれくらい小さくだ?」

弘法大師は小さな壺を取り出し
「この壺に入れるくらい小さくはなれるか?お前たちには入れないだろう?」


足長手長は「ふん!」と胸を張りながら小さくなり壺の中に飛び込んだ。
弘法大師は足長手長が入ったのを確認すると壺の蓋をきっちりと閉じ衣の裾で丸めた。
足長手長は壺の中で大暴れしたが蓋は開かなかった。



馬鹿でしょw

西遊記金閣銀閣並みのやられ方。。。。





手長足長に学ぶ 本日の格言



感情的になるな冷静に先を見ろ